映画『赤い月』

先週、旅行中に録画していたこの映画…
時間のある時にチョコチョコと観て、やっと観終わりました！
う～ん、一言で言うとね～、主人公の波子に全く共感できない！
あの戦火を生き抜こうとしたバイタリティーは凄いと思う。。
でも夫も子どもも全く無視して複数の男と関係を持つ自由奔放な女性…
って私にはただの淫乱女にしか見えないんだけど…(-_-;)
しかも自分のお気に入りの男が別の女と愛し合っていることを知って、証拠もないのにその女をスパイだと密告する。。
その場で処刑された女性を見て、事の重大さを知ったかと思えば、厚顔無恥にも愛する者を奪った相手に命乞いをする。。
人間としてどうよ？
こういうくらいの人間でないと生き残れなかった？？
そんなはずはないだろう…
子どものために列車に乗せてもらおうと土下座してお願いしたり、子どもに対して生きるんだって強く言い聞かせていたシーンは、見習わなければって思わされるところもあったけど、その子どもの気持ちを顧みず、やっぱり男に走ってしまうこの主人公は、実に矛盾をしていて、イマイチ時代に流されず自由奔放に生きた女性を描きたかったのか、子どもを守った強い母を描きたかったのかわからなかった(-_-;)

常盤貴子もこの時代のドラマや映画によく出ていて、スタイルは嵌っていてキレイなんだけどね～
どうも台詞回しが棒読み状態のところが多くて、ガッカリさせられることがしばしばですね～('～';)
初めて演技しているところを見たけど、意外にいい味出していたなぁって思ったのは、伊勢谷友介ですかね～。。
怪しさがよく出てましたわ(^。^;)

壮絶な時代だったっていうのは十分に伝わってくる映画だと思うけど（歴史的背景の正しさ云々は抜きにして…）、私にとってはあまりいい映画ではなかったです…(-_-;)

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