田村裕著『中学生ホームレス』

  

今日は仕事が終わってからお買い物。。
来年のスケジュール帳とつめ磨きセットを買うつもりが、ラベルライターのテープを買い、『チャーリーとチョコレート工場』のウォンカ・チョコレートを買い、これまた輸入食品のホットショコラを買い…

また無駄遣いをして帰ってきた。。

帰ったら、ア○ゾンで注文してたＣＤと一緒に、お笑いコンビ麒麟の田村裕著の『ホームレス中学生』が届いていた。
以前テレビで、実際に田村くんが生活していたという公園に行き、お世話になった友達とそのお母さんに再会し…という番組を観て以来、「ホンマに公園で生活しとったんか…(それまでは半信半疑で聞いていた…)」と、もっと詳しい話を聞きたいと思っていた。

いやぁ～、生きる力やね！
これこそ生きる力！
今のすぐに死を考えてしまう人、すぐに経たれてしまう軟弱な人間に読んでもらいたいね！
なんて私が偉そうに言うことじゃないんだけど…
本当に人間、捨てる神あれば拾う神ありってね。
でもその拾う神ありを呼び寄せられたのは、きっと田村くんの人柄だろうね～って思える。
私なら、自分を捨てた父親を許せないと思う。。

テレビなどで話を聞いていても、本当にいい子だなぁって(子は失礼か…)って思うけど、やっぱりこの本を読むと、笑顔の裏で、色々な葛藤や苦しみもあったんだなぁって思う。
うん、それは人間として当然だし、それがなければやっぱ成長もなかったと思うし…
それ以前に、もうあまりの空腹というか、一番動物としての原始的な本能のレベルでの、自分の理性では抑えられない極限までいっていたのかなぁとも思います。
まぁね、上を見ればキリがないように、下を見てもキリがない。
もっと不幸でどん底だって言う人もいるかもしれないけど、でもまぁ何となく親の保護下でのほほんと成人した私にとっては想像を絶する体験じゃないかって思う。
あれを乗り越えたからこその強さが彼にはあるのだろうね。

結構すぐに読めてしまいました。
本人も言われているとおり素朴な文章ですが、逆にとてもわかりやすい。
そして涙ありだけど、ところどころ笑いありで、笑っちゃいけないところなんだけど、笑ってしまいそうになる言い回しは、やっぱり芸人さんだなぁって思いました。
まぁあまりタレント本は読まない方なので、こういうのは新鮮かも。。

そういえば先日、テレビの特別番組で田村父が見つかったそうだけど…
まぁ父親がどうであれ、田村兄弟がとても喜んでいたそうなので見つかってよかったのかなぁって思う。
後は家族の問題だしね。
って私はその日、飲み会で、その番組見れなかったんだけどね┐(´～｀;)┌




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